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G・Wや季節ごとのお休みには、毎日のストレスから解放されて日本とは違う体験ができる海外旅行を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか？
「消費税上がっちゃたら海外無理かも…」
と思ってるそこのあなた！
実際、消費税の影響は何にどれくらいかかるのか、
海外をあきらめて国内にするべきか、
これを読んでから決めても遅くないですよ！
Contents
消費税とは？
そもそも消費税ってなんでしょう？
買い物をするとき、商品の「税抜き」「税込」の表示には気を付けたいものです。
何故か「税抜き」表示のほうが大きくて「あ！安い！」と思って買うと、会計の時には税込の値段になって結局高い金額を払ってたりしますよね…。
消費税は、特定の物品やサービスに課税する個別消費税とは異なり、消費に広く公平に負担を求める間接税です。
国税庁のHPには上記のように書かれています。
消費すること（商品や製品の売り上げ、サービスに対する対価）に対して負担する税、ということですね。
ちなみに「税」なので事業者側（店や経営者）の利益になるわけではなく、事業者を通して国や自治体に支払われているんです。
では、旅行に関するものでどこまでが消費税の課税対象なんでしょうか？
見ていきましょう！
課税対象
- 国内線の航空券（国内⇔国内、※24時間以内に国際線への乗り継ぎをしない場合）
- 航空券の手配手数料
- 国内のホテル、国内ツアーなど、国内旅行商品
- 国内空港施設使用料
- ※公示運賃（PEX)以外の海外航空券のキャンセルチャージ
- 日本から同行する添乗員の料金
※公示運賃(PEX）とは「航空会社が独自に正規取引の運賃を設定して、販売する料金」のことです。つまり、「公示運賃以外の海外航空券」とは格安航空券（IT運賃）などのことですね。
お分かりでしょうか？国内航空券や国内ツアーなどなど。
そう、消費税は国内で行われる取引に対してのみ課税対象なのです。
不課税対象
- 国際線の航空券（国内⇔海外、※①最寄りの空港（国内）⇔国際空港）
- 海外のホテル、海外ツアーなど、海外旅行商品※②
- 燃油サーチャージ（燃料価格に追随する、運賃とは別建てで徴収される料金）
- 出入国税
- 航空保険料
- 公示運賃、海外航空券、国内航空券、ツアー（海外・国内ともに）のキャンセルチャージ
- 現地ガイドの料金
※①国内線と国際線を24時間以内に乗り継いだ場合は、国内線の運賃も国際輸送に該当するとして消費税が免税される。
※②手配旅行の場合は消費税の課税対象となる
基本的に海外旅行に関するものは不課税及び免税のようです。
海外出張にかかる消費税は？
上記はプライベートの旅行の場合を見てみました。
では、海外出張の場合はどんなものに消費税がかかるのでしょうか？
見てみましょう！
課税対象
- 海外出張の支度金
- パスポート交付申請等の事務代行費など
- 海外出張などの予防接種料
- 空港までの交通費
不課税及び免税対象
- 国際電話、郵便、ファックスなど
- 現地での交通費や飲食代、チップ
- 海外で購入したお土産（ただし、一定の条件に該当すると輸入消費税が課税される場合がある）
航空券やホテルなどの課税・不課税分については2・3と同様です。
やはり海外で消費されるものには消費税がかからないようですね！
まとめ
国内で取引される商品には消費税が課税される
- 国内線の航空券（場合によっては免税される）
- 国内のホテル
- 国内ツアー、および手配旅行
- 空港施設料
- 公示運賃以外の海外航空券のキャンセル料
- 同行する添乗員の料金
- 海外出張の支度金
- 海外出張に関する事務代行費
- 海外出張のための予防接種料
- 海外出張のための空港までの交通費
海外で取引されるものは不課税および免税される
- 国際線の航空券
- 海外のホテル
- 海外ツアー
- 出入国税
- 燃油サーチャージ
- （公示運賃、海外・国内の航空券、海外・国内のツアー）のキャンセル料
- 現地ガイドの料金
- 海外出張での国際電話、郵便、ファックスの利用料
- 現地での交通費、飲食代、チップ
- 海外で購入したお土産(一定の条件によっては輸入消費税が課税される）
意外にも海外旅行に関する商品では消費税の影響をほとんど受けない、ということが分かりました。
増税で国内旅行は高くなってしまうでしょうが、海外旅行なら国によっては今と変わらず安く行けるかもしれません。
ただし、海外旅行先でのお買い物にはその国それぞれの消費税が含まれていますから料金表示にはくれぐれも気を付けてくださいね！！
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